田舎暮らしを始めて、まずは「家庭菜園」に挑戦

「田舎暮らしするなら畑で自家菜園がしたいなぁ」

というほんわかした希望がありました。そして、ご近所さんに誘われ、さっそく挑戦。。。

詳細はこちら。

まずは、『ジャガイモ』

初めてのジャガイモつくりということもあって、ご近所の師匠や、就農した友人のオススメ本を参考にしながら進めました。
畝つくりの段階から、ダメだしくらってましたけど。。。
(実は、師匠が、朝早くから畝つくりと種イモ植えをしてくれた・・・)

その後、土寄せと追肥等行うのですが、、、

うん、元気に育ってね。。。

ところで、何が大変って、獣害対策。。。
もともと、イノシシ、シカ、サルなんかが遊びに来ていたそうですが、近年ではシカとサルに注意とのこと。

獣害対策で柵つくりを行う

というわけで、シカ、サル避けの対策が必要になります。

シカは、ジャガイモの葉を食べるよりは別の野菜を狙うようで、サルも、ジャガイモの実がついてから狙うようで、5月下旬に大体ができていればなんとかなるかな。。

最低限の対策として、柵つくり。

  • 近所の竹林から手頃な竹を切り出し、適当な長さに揃える。
  • 杭となる竹を地面に突き刺し固定する。
  • 横方向に竹を縛り付ける。

文章にすると、たった三行か。。。

これだけのことに、3日かかりです。
何しろ、当時、体力不足だったので、私。。。

柵をつくったら次はネット張り。
師匠が言うには、ネットはノリの養殖網の再生品を使用しているとのこと。ホームセンターで手に入るしコストが安い!!!

本当なら、網の目が小さいほうがいいのだけど、なかなかいいのが無いそうで。。。

ちなみに、この時ようやく5月27日。
一安心した私。

実はご近所さんと比べて、2週間ほど遅く植えたジャガイモは、まだ成長が遅い。
ここまで柵ができていれば、狙われるのは、ご近所さんが先と油断していました。。。

獣害にあう

ある日、家族でちょっとお食事と買い物。

帰宅すると、、、

えーーー

左側一列、しっかりと掘られています。。。

サル、

サル、(ボケているから迫力不足だな~)

ジャガイモが成長するまで、もうちょっと待ってよーーー
ってことで、暫定対策。。

上にロープを張って、

さらに防虫ネットを被せるものの、、、

再度襲来!!!仕方なく、収穫しました。。。

本当はもっとおおきく育って欲しかったのにね~~~。。。

獣害いろいろ

その後、たった1, 2年の間に、いろんなけもの達がしっかりと畑を荒らしにやってきました。。。

トマトだったり、

ナスだったり、

ニンジンだったり、

タマネギだったり、

そのほか、ダイコンやカブ、キャベツ、ハクサイなど、写真に撮り切れないほど。。

動物は、ありがちなカラスから、サル、シカ、キツネ、そしてアナグマ。。。。
たくさん来てくれてありがとう。。。

獣害対策いろいろ

ところで、獣害対策ってどんなことをしているのか興味が湧いてきた。

◆ご近所さん。

基本的には、柵とネット。

電気柵を設けている人もいますが、お金がかかるので農家の方向けですね。。。

ん??

レアケースです。。。

◆農林水産省

農林水産省では、「超獣害対策コーナー」を設けているみたい。

  • あなたの鳥獣対策間違っていませんか?
  • 知って得する鳥獣対策のイロハ
  • 農村伝説

初めて見たけれど、けっこういろんなことをやっているんですね。。。
被害防止マニュアルは、読んでおこう。。。

平成30年度予算概要は、「鳥獣被害防止対策とジビエ利活用の推進」だって。

ジビエ???これって、あくまで活用だよね。

本質的ではない。。

◆モンキードック

モンキードックに、興味があります。
訓練を受けた犬が、サルの追い込みをするそうですね。。。

全国57市町村で338頭(2015年)とのこと。。。

ちなみに岐阜県では、岐阜市、中津川市、恵那市、本巣市、郡上市、下呂市、高山市(平成26年度実績)
おいおい、大垣市、ここでも遅れているのか。。。(というか、市街地以外、気にしていないんだよね。)

我が家のモンキードックは、アラーム専門です。
サルが来たら、吠えてくれる!!

◆ドローン

美濃加茂市では、ドローンを活用したサル追い払いを評価中とのこと。

ドローンって、各自治体も好んで記載しているのだけど、実際にしっかりと評価検討しているところってどれくらいあるのかしら。。。

私の理想(妄想):お掃除ロボットのようにできないかな???

  1. 畑のまわりにセンサーを付ける。
  2. センサーにかかったら、鳥獣の判断。人の場合はスルー。
  3. 鳥獣であれば、太陽光発電で充電されているドローンが自動で始動。
  4. 目的の場所に到達し、音声、光で威嚇。
  5. 畑から鳥獣が出ていったら、ドローンが元の場所に戻る。
  6. 自動で充電される。

なんてね・・・。

・ドローンで鹿を追ってるそうです。

・ドローン(赤外線カメラ)で鹿をモニタ。

・ドローンでサルを自動追尾

 

◆その他

・スーパーモンスターウルフ

・新型撃退機 UP196

・多脚歩行ロボ「しろやぎ」

 

いろいろな人が、いろいろなことを考えていますね。。。

我が家も、獣害対策、考えないとな・・・。

2018年2月記