庭に生えていた柿の木。
何も世話はしていませんでしたが、毎年、小さい実をつけてくれていました。
一度食べてみましたが、とくに甘くはないものの素朴な味。
ほとんどが、鳥やサルに取られていました。

獣害対策で相談にのってもらっているT氏は、サルを呼ぶものは極力なくした方が良いとのこと。

そのうち切ろうと思っていたところ、サルが折っていきました。

ちょうど良いので、ばっさり切ることにします。
切っている際に、ハンモックをかけるのにちょうど良いことに気づいたので、一旦中止。

それで発生した柿の木。
もったいないので、炭にすることにしました。

ちなみに初めての試み。
不安点は、
「柿の木ってうまく炭になるかな」
「どれくらい蒸し焼きにすればよいかな」
「どういう手順が必要かな」
など、いろいろ。

今回は、あまり考えずにやってみることにしました。

準備

  • 柿の木
  • ペール缶
  • 燃やす燃料(竹や木)

方法

焚火をしてその上に、ペール缶につめた柿の木を蒸し焼きにする。

水蒸気と可燃ガスがでるらしいから、出るまで燃やして、あとはゆっくり冷やす。

やってみた

下準備
ペール缶に柿の木を入れ、火を炊く穴を掘った。
燃料に火をつけ、安定するまで待った。

10:00 火が安定してきたので、ペール缶を火にかける。

10:30頃、水蒸気が発生。
11:20頃、蓋の隙間から可燃ガスが発生。

13:30くらいから、炭でペール缶の周りを熱する。
ついでに焼き芋を焼く。

このままゆっくり燃料を燃やしてできた炭で、周りを埋めていく。
17時ころ、土に埋める。

このまま放置。

翌朝、蓋をあけてみたところ、、、

うん、ぜんぜん炭になっていない・・・。

ペール缶で炭づくりしている人のサイトを探してみる

本当は、最初にこういうサイトで調べた方がよかったな・・・

この方は、ドラム缶で焚火をして、その中にペール缶に入れたヒノキを炭にするみたい。
19時25分から21時50分に中をのぞいているけれど、ぜんぜん進まないもんですねー。
23時40分ころから1時過ぎまで、えんえん可燃ガスがでている。

ぜんぜん、時間が足りなかったな、わたし。
この方法だと、燃料(竹や木)がめちゃくちゃ必要なんですね。

次は、ペール缶に入れた木材をさかさまにして、火をつけて炭をつくる方法。
こちらの方が、やりやすそう。
煙突をたてることで、煙が白から青っぽくなるのまでよくわかりますね。

次は、この方法でトライしよう。

ついでに、竹炭も作ってみよう!

追記 2021.2.25

ハゲたおっさんの炭作りの方法で、炭作りにトライしてみました。

材料は、前回の中途半端なやつ。

ペール缶よりもサイズの少ない蚊取り線香の缶を選択。
缶が小さいので、早く焼けるかなと。

ブロックとレンガ、網で蓋をしてひっくり返す。

火を炊いたあと、煙突を立てて、
『白い煙⇒黄色い煙⇒青い煙⇒透明の煙』
という流れ。
青い煙になるまで、6時間。
蚊取り線香の缶でも、時間がかかってしまった。

最初の火のつけ方が甘かったと思われる。

一晩冷やして取り出してみたら、それなりの炭ができていました。