ログハウスキット、完成しました!!

GW明けの週末(5/12-)から、ログハウスキットを組み立て始めました。
7/3!!梅雨の合間をぬって、ようやく完成。
「はぁ」って感じです。

残り作業、やったことは、

  • 目隠し板張り
  • 高いところの塗装
  • 窓、戸などの塗装

塗装って、天気が良い日にやりたいじゃないですか。
だから時間がかかってしまいました。。。

完成してみて、欲しくなったのがウッドデッキ。とーぜん、つくることにします!!!

私もログハウスを建てた記録を残すことにしよう。

ともかく、、、ようやく落ち着いてきたので、一度、ブログにまとめておこうと思ったのですが、既に「妻」が、しかも「タイムリー」にブログをアップしていました・・・。

内容を確認する限り、間違ってはいない。
しかし、ほんのすこ~し物足りない(おそらくそれは実行者と観察者の差だと思う)

だから、私も記録しておこう。

ログハウスキットが配送されるまでの話

業者とのやり取り

配送日は5/12(土)に決めていました。
「GW中は出荷できない、または配送料が高くなる」というメールをもらっていたため。
基本的に、ほぼすべての内容はメールでやり取りしていました。

ここに落とし穴。
ログハウスの展示場で聞いた内容をベースに、必要なことを都度メールで確認するという方法で進めていたのですが、配送日1週間前にいくつか勘違いに気づいた!!

・配送は、知見のある人が行う。わからないことは当日聞けば良い。
⇒ 配送は業者へ委託。わからないことは、電話で聞かなくてはならない。

・雨が降ったら、配送は延期。
⇒ 業者へ委託している以上、雨でも配送する。

やはり、電話で話すことは必要ですね。

担当者と電話をして、基礎石と土台の固定についても見直しを行いました。

・基礎石と土台をアンカーボルトで固定
⇒ 基礎石の上に土台を置くだけ。

どうやら3坪程度のログハウスの場合、アンカーボルトを用いる人は半分くらいということがわかったから。
もともと、ハンマードリル(アンカーボルト用の穴開け)の購入を悩んでいたこと。
だって高いし、しかもドリルの穴径が大きいので、最寄りのホームセンターでは扱っていないし。
そして、ハンマードリルでまっすぐな穴を開けられる自信もないし。
そして開けたはいいが、ズレていない可能性はないし・・・。

と、不安だらけだったのです。

うん、置くだけ!!素晴らしい!!

お手伝い依頼

思っていたよりも大変だったことが、お手伝いの人集め。
近くの方にも声をかけていたのですが、土日に仕事がある方とか、予定がわからないから分かり次第連絡しますという人やら(結局、何も連絡なし)

前職で一緒に仕事をした若者たち(I塚くん、K山くん)に声をかけたところ、快く引き受けてくれた!!ありがたき幸せ。
そして、移住仲間のN川さん。うれしー。
困ったときのS戸さん。彼は最高だよ、うん。

不安なのは、全員、普段の仕事が身体を動かさないということ。大丈夫かな・・・。

ログハウスキットの配送日。当日(5/12)はいきおい!!

配送日当日の様子は、妻がしっかり記録してくれています。

実はこの日、愛犬チェリーが朝方嘔吐したため介抱していました。だから4時半起床。
そして、寝付けないままに、8時ころに簡単な準備(木材等を置く場所の確保とか)を始めたら、9時着予定の運送屋さん、8時ころ到着。

と、こんな感じに予定通りには進まないわけです。
ちなみに、この日の目標は棟まで作ること。

流れとしては、

  • 部材下ろし
  • 部材の確認
  • 作業の確認と説明書の読み合わせ
  • 説明書通りに作業を行う
    - 土台作り
    - 柱、梁を立てる
    - 壁を3段ほど作る
    - 棟木をのせる

これは、今だから書ける内容。
実際は、
「木材おろすぞー」
「とにかくおろせー」
「部材って、ちゃんとある??」
「そもそも、何があるのかがわからん!」(後日、部材票が木材の間から見つかる)
「説明書通り、やるぞー」
「説明書がよくわからない!!」(運送屋さんも、「この説明書は不評らしい」と教えてくれた)

ってな具合です。

結局、写真通りになるように説明書を解読して、理解できた人が
「こうじゃない??」
って進めました。

そうそう、一応、DVDが送られてきてみんなでそれを視聴しました。
ただ、分かったのは「壁の入れ方」くらい。屋根をやる前に3段くらい積んでおくこと。(運送屋さんも、「このDVDは不評らしい」と教えてくれた)

途中、庭でBBQしながら昼食。
お昼には皆ぐったり。この日、真夏日だったことと、普段身体を動かしていない人の集団だから。

さて、昼食後はいよいよ梁をのせる。私も頑張って高いところに上る。
そして私、寝不足と疲れのため、高いところで落ちそうになる。。。
(陰に隠れていますが、バテバテでした。)

写真を撮りにきた妻が気づいて、スポーツドリンクで水分補給。本当に、気を付けないと!!
安全第一です。

棟木(これが一番大変だった。5人がかりです。)を取り付け、本日の目標まで完了したのが15時半頃。
残りの時間で壁を取り付けます。
足をつった人もいたので、高いところは止めようと。。。、

おじさん達は無理やりはめ込みます。若者たちはうまく左右を調整しながらはめ込みます。これは年代というよりは性格によるものですね。

16時を過ぎて、N川さんは夕食の支度に帰宅。残った私たち4人は記念撮影!!
ぐったりしていたみんなも、写真ではいい感じですね。

翌日(5/13)は雨との予報。みんなが帰宅した後、1時間以上かかって雨対策。倉庫に入るものは入れて、入らないものはブルーシートで覆う。これがまた大変だった・・・。

本当に、配送日に雨が降らなくて良かったよ。。。

今日一日の流れ。
いきおいでやると確かに早く進みます!!すばらしい!!

5/12
8:00 配送
8:30 – 10:30 木材下ろし
10:30-12:30 土台、柱の組み立て
12:30-13:30 昼食
13:30-15:30 壁3段、梁、棟木の組み立て
15:30-16:30 できるところまで壁

17:00-18:30 片づけ&雨対策

セルフビルド2日目以降、リカバリーそして屋根の組み立てに試行錯誤(5/13-5/22)。

雨のおかげで、説明書を読める。

2日目は朝から雨。おかげでじっくりと説明書を読むことができました。わかったことは、素人集団が頑張って進めた結果、いくつかミスがあったこと。

大きなものとして、

  • 土台と柱、柱と梁などのビス止め忘れ。
  • コーキング剤のまちがい。
  • 結果として、柱が浮きまくり。歪みまくり。

いきおいでやると早く進みますが、その分、不具合も発生するという良い例ですね。
これらを直そうと、親和木材工業さんに電話をして、アドバイスをもらいながら直しました。(直そうと試みました。)
急いで直そうとして、二次被害(ビスまちがいで、折りまくり)もやらかしましたが。。。

失敗集とリカバリーは妻がまとめてくれてます。

初めての屋根作りは、ドキドキばかり。。。

いよいよ、屋根作りに入ろうと気合を入れます。
やることは、

  • 梁に台形パネル、三角板を取り付け、野地板を張る箇所にシール材を貼る。
  • 野地板を張る。
  • 破風板、水切り板などを付ける。
  • 屋根材を張る

という流れ、、、

作業は当然、高いところで行います。
わたしは高いところが苦手なので、前日の夜、寝る前はだいたい気合を入れてます。
「やるか、、、やるぞ!!」

翌日、材料を確認していると、三角板がなかった・・・。
何度か材料を確認して、梁に上ったりもしてチェックしたのですが。
担当の方に電話したら、大至急送ってくれるとのこと。なので、その間は壁張りしてました。。。
壁はしっかりと組みあがります。

翌日、無事、三角板が届きました。
三角板も届いたし、野地板張りを頑張るぞ!!!とまた気合を入れます。
寝る前です。

野地板張り。。。
片流れ屋根ということで、野地板を担いで梁に上ります。一枚一枚が重い。
さっそく端からビス止めしますが、うまく張れない。。。

なにがおかしいのか、、、素人の私にとって、何をミスったんだろうとばかり考えるわけですが、よくわからない・・・。

担当者に3度ほど電話。
原因は「材料の加工ミス」⇒台形パネル
こういうのって疲れがドッとでます。

本来ならば、一度野地板を全て外して、おかしい材料(台形パネル)を修正してから張りなおすべきなのですが、疲れてしまった私はサボります。

台形パネルの異常箇所だけむりやり外して、そのままやっちゃえ!!!

結果、野地板が左右でズレました・・・。

はぁ。

疲れている時に無理やり進めると(判断すると)、失敗するよ~という良い例ですね。
この時は、野地板を張る際に隙間ができてしまい、半分を張りなおしてもいましたね。

ようやく、野地板を張り終えた!!

そして降りられなくなった。

(20分くらいウロウロした後、意を決して、窓枠部の柱に足をかけて降りたんです。怖かった)

2日ほど雨が降りました。
疲れがたまってきたので、ルーフィングまではとても張れませんでした。なので野地板があまざらし。

さて、雨なので考えます。今後の作業、どうやってやろう・・・。
実は、作業を続ける上でいくつか問題がありました。

  1. 屋根に上るのに、手持ちの脚立では登れないこと。
    軒下側は一段低くなっている。棟側は一段高くなってる。結果、手持ちの脚立では小さすぎる。
    ケラバ側は、地面が凸凹で脚立がぐらつく。ここからは上れない。
  2. 棟下、ケラバ側の破風板が一人作業では難しい。
    3-4m近くある板を一人で支えて、ビスで固定するのが大変。

1については、梯子を買うしかない!!
なんとか軒下から梯子をかけれるように、2段梯子を買おう!と。

そしたらお隣さんが貸してくれました「2段梯子」!!

すっごい助かった。。。

2について。
ケラバ側は気合で(3m以上の板を抱えて、力で固定、よたよたしながらビス止め)、棟側は2つの梯子をつかって、それに引っ掛けるという2度とできない方法で乗り切りました。

何度かシミュレーションしたけど、本当にできるとは思わなかった。

ここを過ぎたら、後はアスファルトルーフィングと、アスファルトシングルを張るだけ。
梯子のおかげで上りやすくなったけれど、ルーフィングといいシングルといい非常に重い。

ルーフィングはロール状のものを一輪車に乗せておいて、そこから3mほどひっぱり、まとめた状態にしてかつぎ、梯子をのぼってを屋根上に上げる。

屋根の上に上ってから、ルーフィングの端を引っ張り、丁度よい長さとなるようにカットする。屋根の長さが4mほど。うまく、のばしたら野地板にタッカーで打ち付ける。

2回目以降は、ルーフィングが10cm以上重なるようにうまく敷いていく。

それを4回繰り返すと、屋根の全面が覆えました。。。

アスファルトシングルは、シングルセメントを裏面に塗り、2枚を重ね合わせてしっかり伸ばす。
重ねたままのアスファルトシングルを、10セット毎、屋根の上に上げる。
屋根の上に上ってから、下部からシングルを張り、専用のクギで打ち付ける。

屋根材の張り方については、ネットでも検索できたのでなんとかなりました。
上り下りがつらい。。。
屋根の上が熱すぎる。。。

これが感想。

しかし、妻のブログにある通りですが、片流れ屋根のキットを購入しているわけだから、片流れ屋根バージョンの説明書が欲しい。。。棟側の端部の処理とか、素人の自己流になってますよ。。。

屋根を張り終えた後、ここで寝転んでいる写真を撮りたかったのですが、一人作業だとそれもできず。

『一人でやるもんじゃない、屋根作業』ってことですね。

5/13 〈雨で説明書とにらめっこ〉
5/14 リカバリーと壁つくり(三角板がなかったので電話)
5/15 野地板張りの準備と壁作り(三角板、届く)
5/16-17 野地板張り
5/18-19 〈雨で考え中〉。
5/20 破風板、水切り板張り。鉄板張り。
5/21-22 屋根材(アスファルトルーフィング&アスファルトシングル)張り

お休み&ダウン期間(5/23-5/31)

さて、なぜかわかりませんが。私の両親が5/25(金)-26(土)と遊びにくることになりました。
目的は、『ムスメに会いたい」
なぜこの時期なのか・・・。

部屋も家の周りも、片付いていないし草ぼうぼうだし。
お片づけを行います。そして、両親を連れて、最寄りの観光。。。

私の肩こり、首コリの原因となる最たるものの一つは車の運転ですね。それと両親。
おかげで、ダウンしました。(-5/31:5日くらいかな)

ダウンからの復帰後は、床張りと内装、塗装(6/1-6/6, 6/14, 22, 7/3)

床張りって、早くやっちゃえばよかったのです。本当はさっさとやりたかったのです。なかなか進まなかった理由、それは、リカバリーにありました。

柱の浮きや、隙間、そういった箇所にシーリングをするのですが、あまりに隙間が大きいとシーリング剤では埋めきれません。そのため板を間に挟む必要があるのですが、それを準備していなかった・・・。

ホームセンターへ板を買いに。

この板を丁度よいサイズに切って、外側と内側から隙間に差し込み、シーリング剤を入れる。

これで、ようやく床板が張れます。

これ以降の作業は、だいたい妻が記録した通りですね。

困ったことは、

  • 最後の床板を入れる際に、床板の幅が大きすぎる。
    床板を丸ノコで切らなくてはいけないのに、私は丸ノコを使ったことがない。
  • ドアをはめる際に、柱が歪んでいるため、ドアが入らない。
    ドアをカンナで削らなくてはならないのに、私はカンナを使ったことがない。

どちらも、経験のある方に助けてもらいました。
さすがにログハウスキットとはいえ、初心者にはハードルが高かったなと思いますな。

ちなみに、塗装は妻が担当(高いところ以外は)。
ほんの少しでも自分が関わることで、愛着が湧くハズ。

届く部分は、しっかり塗装してくれました。

引き戸や窓については、私が担当。
妻には、重くて持てないからだそうです。けっこうどっしりきます。

このタイミングで、ようやく丸ノコを購入しました。
2-3日は、使い方の勉強を兼ねて練習。

丸ノコでカットした目隠し板を張っていきます。(電気工事も進めてもらいました。)

目隠し板を張り終えたところをしっかり塗装。
これでようやく完成しました。

はー。。。

6/1 柱の隙間埋め、床板張り
6/2 窓、ドア、引き戸の桟部分塗装
6/3 ハウス外壁塗装/床板カットしてもらって張る
6/4 窓、ドア、引き戸取り付け
6/5 巾木、外壁塗装
<梅雨入り>
6/14 窓枠、ドア枠、引き戸枠塗装
6/22 窓枠、ドア枠、引き戸枠塗装
7/3 目隠し板張り、外壁塗装
                   完了!!!!

ログハウスキットを無事(?)組み立てることができました。
今後は、内装やウッドデッキにトライしていきます。