急ぎの用事で、グラフを作ることになりました。
普段使用しているWindowsPCのソフトは、WPS Spredsheets。

ところがこれが、ヒストグラムを作成する機能がないことが判明。

いくつか方法を探してみたところ、Linuxで使用できる「LibreOffice calc」を使ってヒストグラムを作成することにしました。

やりたいことは、『わたしの住む岐阜県内の小中学校の児童・生徒総数をヒストグラム化したい』というもの。少子化対策として学校の統合問題が上がっているのですが、県内のデータをきちんと見ていなかったので。

・まずは、岐阜県公式ページから、令和元年度の学校別児童・生徒数のPDFをダウンロード。
・PDFファイルをcalcにコピーペーストはできないので、一旦、ワード化します。
今回は、Web上のツールを使用します。

・ワード化したファイルからエクセルへコピー&ペースト。
フォームが若干崩れているものの、これくらいの作業なら問題なし。

ここからは、calcの作業。
やり方は下記を参考

まずは中学校。
生徒数「総数」の”データ数”, “最小数”, “最大数”をだして、範囲をきめる。
50おきに950まで。

FREQUENCY関数を用いて、
{=FREQUENCY(F3:F180, P3:P21)}をQ3からQ21までCtrl+Shiftを押しながらEnter
これで、度数(学校数)がでます。

さらに、相対度数も求めます。
これらのデータを用いて、グラフが書けました。

全部で178学校。生徒総数は3人から902人。

50人以下の中学校が23校、100人以下の中学校が18校など、今はこんなに生徒総数って少ないんですね。
一方で、800人を超える学校が4校。
ちなみに、相対度数の中央は250-300人。
ザックリ3学年で割ると、1学年83-100人。
中学校は、1学年3クラスくらいですかね。。。

同じように、小学校も。

こちらは、学校数が368校。生徒総数は4人から984人。
50人以下の小学校が34校。100人以下の小学校が61校。
相対度数の中央が200-250人。

こういうデータをみると、10人以下の学校と900人以上の学校が同じといってよいのか分からなくなりますね。

わたし自身は、少人数教育に魅力を感じて田舎へ移住しました。
やはり先生が児童・生徒それぞれに目が届き、そして先生が児童・生徒それぞれに合った教育ができる学校を望んでいます。