『無農薬・無肥料(無化学肥料)』を目標に、2017年秋から緑肥蒔き、2018年春から自然菜園つくりをはじめました。
今回は、2018年下期の自然菜園状況、秋植えジャガイモ:アンデスレッドについて記録しました。
2018下期計画はこちら。
自然菜園つくりの参考資料はこちら。
さて、ジャガイモつくりについては、「竹内さんの『1m2からはじめる自然菜園』」を参考に、
『グルグルリレープラン6』:「ジャガイモ」⇔「ネギ」
を実践しています。
今年の春(2018年春)もジャガイモ(男爵、キタアカリ)を植えたのですが、不作に終わってしまいました。
原因の一つは獣害。
ジャガイモが大きくなるころに、お猿さんに襲われました。
過去2年の経験から、一度目をつけられると2-3日後に再び仲間を連れてやってくる。
結局、小さいまま収穫することに。
もう一つの原因は、種イモを植える際に小さくしすぎたこと。
私の畑は、水はけがわるいのか、種イモが腐りやすいようです。
過去2回は、種イモをかなり大きいまま(切らないか、切っても半分)植え付けていたのですが、今回は、欲張って3-4等分に切って植えました。
ところが、なかなか芽が出てこないと思って植え付けた場所を掘ってみたら、腐っていたのです。
結局、このときのジャガイモの収穫量は過去最低でした。
『グルグルリレープラン6』:「ジャガイモ」⇔「ネギ」の変更。
本来であればこの場所にネギを植えて、来春またジャガイモを植えるのですが、獣害を考慮し計画変更。
『春ジャガイモ⇒秋ジャガイモ』
とします。
これも経験からなのですが、秋は比較的獣害が少ない。
理由として、柿や栗が山や近所で実っているからだろうと考えております。
そして、秋ジャガは、アンデスレッド。過去に植えたアンデスレッドとデジマ。
デジマはしっかりとられていたのに、アンデスレッドは見向きもされない。
そんな理由からです。
もっとも、アンデスレッドは中晩生ということで、あまりに収穫が遅いと、それはそれで猿に取られる可能性もでてくるのですが・・・。
ということで、植える場所はここ(赤枠)です。
春ジャガを収穫した後は、緑肥や草マルチをしていました。
肥料と呼べるものはそれくらいです。
ほとんど春ジャガが収穫できなかったからといって、このような場所で、秋植えジャガイモ、収穫できるでしょうか。
アンデスレッドの準備をする。
ホームセンターにて、2kg購入。
1週間ほど、日光浴させておきました。
畝は1m × 3m なので、写真のように2列になるように掘りました。
畝は3つ。
アンデスレッドを植えつけ。
秋植えなので、種イモはそのまま植え付けます。
1列に10-11個ほどを植えます。
秋植えは切ると、腐りやすいようですね。
実際、ご近所さんで種イモが大きかったから切って植えてみたところ、やはり腐ったとのこと。
この地域に関していえば、気候だけではなく土質も関係しているのではないかと考えています。
しっかり埋め戻して完了。2018/8/29
土寄せをする。
3週間ほどで芽がでてきました。
肥料を施していないためか、芽がでるのも遅いです。
一月ほど経って芽をみてみると、驚くほど芽の数が少ない。植え付けた箇所からほぼ1-2本です。
「芽欠きをする必要ないね。」
とご近所さんに言われました。
だいぶ、芽も伸びてきたので土寄せをします。追肥はしません。
2か月後の様子。2018/11/4
アンデスレッド取られる。獣害か!?
そんなある日、愛犬チェリーがやたらと吠えるので気になって畑を見に行ったら、なんとアンデスが抜かれていました。
地域の人の話では、
「猿は、食べたことがないものはとらないけれど、一度食べて気に入るととられるようになる。今年は、ゴーヤまで狙われ始めた。」
とのこと。
とうとう、アンデスレッドも狙われるようになったのでしょうか・・・。
畑をぐるっとまわってみると、なんと齧りかけのアンデスレッドが転がっていました。
なんともったいない・・・。
(そこそこ大きくなってたのは嬉しい)
それにしても、これは猿なのか、そうではないのか。
それ以降、毎日見回っていますが、特に被害にはあっていません。
2018/11/16
葉が萎れてきました。そろそろ収穫時期か。
すっかり寒くなってきた11月末。
アンデスの様子を見ると、徐々に萎れてきました。
様子見のために掘ってみます。
小さいのがでてきました。数も少ない・・・。
ちなみに、昨年のアンデスレッドの収穫日は12月半ば。
あと半月、大きくなってくれるでしょうか。
2018/11/28
例年になく早い初雪のため収穫
初雪です。例年になく早いです。(3度目の冬なので、まだあまり良くわかってないが)
雪はすぐにとけましたが、そろそろ収穫時期。
おかげさまで、獣害にはあいませんでした。
2018/12/8
天気の良い日に収穫しようと思っていたら、小雨が続きました。
ようやく日がさしてきたので、収穫します。
収穫量としては、植え付けた種イモに対して3-4倍の数。
大きさは、一番大きくてこの程度。小さなものも結構多いです。
もともとの種イモもそれほど大きくないので、こんなものかな。
2018/12/11
ところで、種イモがほとんどそのまま残っていたのが気になっております。
春植えの種イモは、皴しわになっていたり、グチャっと腐っていたので。
秋植えの種イモは切らずに植えたから腐りにくいのは理解できますが、ジャガイモの成長のための養分として使われなかったのか??
これは、今後の考えるネタとして残しておきます。
アンデスレッドの記録
- 2018/8/29 種イモ植え付け
- 3週間後、ほぼ芽が出揃う。土寄せ
- 2018/12/11 収穫。(トータル104日)