10年近く前に購入したWindowsPCですが、OS(Windows Vista)の保証期限を過ぎてしまいました。
OSを購入してインストールするにしては、スペック不足が否めない。
そんなある日、本屋で「日経Linux」を目にしました。
古いパソコンもスイスイ動く!軽量Linux大集合
なるほど、Linuxマシンとして使えば良いのか・・・。
確かにラズベリーパイで遊んでいたときにも、Linuxに対して興味を持ったのですよ。
ということで、古くなったパソコンをLinuxマシンとして蘇らせます。
因みに、パソコンのスペックはこちら。。。
より詳細なデータもありました。
Linuxのディストリビューションを選ぶ
前述の「日経Linux」は購入。
この雑誌では、『Ubuntu』押しですね。DVD-ROMが付録でついていて、下記の4つのディストリビューションを収録しているとのこと。
- Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix(64ビット版、ブータブル)
- Xubuntu 18.04 LTS(64ビット版、ブータブル)
- Puppy Linux (XenialPup 7.5) (32ビット版、ISO)
- Bodhi Linux 4.5.0 standard Release(64ビット、ISO)
一方で、Linuxのディストリビューションは様々な種類があることが分かりました。
目的別ということで、「普通のパソコンとして使う」か、「仕事でサーバーなどとして使うか」でオススメが異なるらしい。
今回の私のモチベーションとしては、普通のパソコンとして使用し、Linuxならではのフリーソフトで遊びたおすこと。
となると、『Ubuntu』か『Linux Mint』が気になります。
さらに、調査してみると、なにやら気になる見出しがありました。
「軽さは正義」という『LinuxBean』。
国内(日本)で開発されているようです。
これも、チェック。
ただ、現時点で更新されていないらしい。
今後のことも考えてしっかりフォローさせていただきます。
『Ubuntu』が、最近では重くなりつつあるという情報もあるので、今回は、『Linux Mint』に決定。
Linux Mintをインストール
インストールするだけでも、参考サイトは様々ですね。
やり方はこちらのサイトにお世話になります。
とてもわかりやすいです。
検討の結果、手持ちのマシンスペックを考慮して、ディストリビューションはLinux Mint MATE 32bitに決定しました(CPU自体は64bitシステムに対応しているのですが、メモリ2GBしか積んでないので)
Linux Mintをダウンロード
- Linux Mint Webページへ
http://www.linuxmint.com/ - 「Download」をクリック
- 「EDITION」を選ぶ ⇒ MATE 32bit
最新のバージョンは、『Linux Mint 19 Tara』
- ダウンロード元を選ぶ ⇒ 近そうな South Koreaを選びました。
Japan、ないんですね・・・。
- ダウンロード開始。
私の環境では、35分で完了しました。Sizeは1.83GB
その間、Linux Mint MATEのユーザーズガイドもチェックしておきます。
ブータブルUSBメモリを作る
準備したのは、16GB USBメモリ。
もっと小さいサイズのUSBがよかったのですが、たまたま近くにあったので。
- まずは、USBメモリをフォーマット。
私は、『SD Card Formatter』 を使用しています。
LinuxディストリビューションをインストールするためにブータブルUSBを作ります。 ブータブルUSBは、パソコンをブート(起動)させるためのもの。 ブータブルUSBを作成するためには、USBフラッシュメモリをFAT32 … - 次に、SDカードにLinux Mintをインストール
Etcher使ってます。
https://etcher.io/
これでおしまい。
【追記】
EtcherはbalenaEtcherになりました。
LinuxディストリビューションをインストールするためにブータブルUSBを作ります。 ブータブルUSBは、USBによってパソコンと接続して、起動(ブート)を行うUSBメモリのこと。 例えばWindowsパソコンの不具合に …
インストール前の準備として、パソコンの中の必要データを移動
久しぶりにデータをのぞいてみると、、、
このパソコンには、いくつかの会社でつくった資料も入っておりました。
昔はいまのようにセキュリティが厳しくないので、データの持ち出しが可能だったのですよ。
これらの過去の記録は、私の記憶から消去したいのであっさりデリートします。
残すのは、写真や音楽や、履歴書くらい。
履歴書は今後使うかもしれないから。
- ブータブルUSBメモリを挿す。
Gatewayでは、ブートメニューキーがF12。 - ブータブルUSBメモリを選択。
- 「Install Linux mint」を起動します。
- 「日本語」を選択し、「続ける」
- キーボードのレイアウト「日本語」&「日本語」を選び、「続ける」
- 特にチェックは入れず、続ける。
- 「ディスクを削除してLinux Mintをインストール」を選択。
もともとインストールされているOSとは別にインストールすることもできるようですね。
- 『ディスクに変更を書き込みますか』と確認。「続ける」で。
- 『どこに住んでいますか』「Tokyo」を選択。
- 情報を入力。
「あなたの名前」「コンピューターの名前」「ユーザー名の入力」「パスワードの入力」「パスワードの確認」
- インストール開始。
この間、スライドショーでLinux Mintの紹介があります。
オススメのアプリとか。
- 再起動して、ログイン。
無事、Linux Mintが起動できました。
それにしても、メモとはいえ画像が汚い・・・。すいません。
Linux Mint の初期設定
ここからは、使いやすいように初期設定していきます。
その前にこのPC、無線LANがないので、昔使用していた『無線LAN子機』をつなぎます。
あ、簡単だ・・・。
右下のタスクバーから、無線LANを検索してパスワードを打ち込むだけで認識してくれました、
つながったことを確認していよいよ設定します。
参考サイトはこちら
の中のこちら。
行ったのは、
- ソフトウェアソースの最適化
- パッケージの更新
- 日本語化、日本語入力の有効化
- ディレクト名を日本語から英語に
参考サイトが教えてくれるままに、設定しました。
ところで、初期設定を行うタイミングでわかったのですが、Linux 32bit版では、Google Chromeは使えないのですね。しかたないので、『Chromium』をインストールします。
簡単に、システム>ソフトウェアマネージャーから「chromium」を検索してインストールできました。
- Chromiumのインストール
まずは、こんなところからでしょうか。
今後は、Linuxもしっかり活用していきたいですね。。
その後、使いたいアプリの条件から、64bit版をインストールし直しました・・・。