庭に「かまど」があることの楽しみ

BBQをしていたら、ふと、庭で芋煮がやりたくなった!

ある素晴らしく晴れた秋のこと。
家族で庭でBBQ。肉もしっかり焼きますが、芋煮がまたうまい!!

実は、私たち夫婦、東北に10年近く住んでいました。肉を焼く以上に、心躍るのが芋煮会。
妻は山形風で「牛肉のしょうゆ味」
わたしは福島風で「豚肉のみそ味」

当初は、それぞれ好みが分かれていましたが、今ではすっかり妻のつくる芋煮「牛肉しょうゆ」が家庭の味になりました。

BBQも素敵ですが、でっかい鍋で芋煮をつくり、ふうふうしながら食べる。
これは、こたえられません!!

庭で芋煮会ができたらなぁ。。。

しかも、家庭菜園で里芋をつくり(近所は里芋つくりが盛ん)、竹林で切った竹で炭(竹炭)を作ってBBQ、さらには、余った竹を燃料としたかまどなんかができたら最高じゃないですか。
自給自足にさらに一歩近づきます。

よし、こっそり、ひっそり作ろう!!

ところで、かまど。どのように作ろうか、まったくイメージが湧かない。
東北では、河原で芋煮会をやる。かまどは石で組み上げる。

よし、石釜だ。と無計画に進めます。

かまどの場所を決める!!

まずは場所。
庭に作った自然菜園の中心で、使い勝手がいい場所、動きやすい場所を選びます。
私がお借りしている家の庭って、段差があったり石が置いてあったり、動線が限られます。
大きな鍋を運ぶことを考えて、躓いたりしないように選んだ場所です。

土を掘って、境界を作り、砂利を敷く、そして固める。

畑として使用していた場所なので、土はふわふわしています。

初めは軽く掘って平らにしてならす程度でも良いかと考えていたのですが、我が家の庭を手入れしていた時に出てきた大量の砂利。
これの処分をどうしようか、以前から考えていたのですが、これをうまく使います。
敷くだけですが・・・。

いい感じに敷けました。

石でかまどをつくる

かまどと言っても、鍋が置けるように石を並べただけ。
簡単なものです。とにかく鍋がのせられれば良い。

この石ですが、庭にころがっていました。
元々は大家さんが、うまく飾っていたようです。

うまく、煮炊きができるかな。
あとは大きな鍋を準備して、なにか作ってみるだけ・・・。

という間に、冬が訪れてしまった。

大家さんの置き土産「2升釜とカマド」

春になって、タケノコの季節。

移住した最初の年(2017年)は、とにかく掘らなくては、とにかく茹でなくては、と毎日のように掘って茹でていました・・・。

当時、病気で養生中だった私はヘロヘロになりながら、慣れない手つきでタケノコを掘っていたものです。そして妻も、タケノコを茹でるのは初めての経験。米ぬかを精米所からもらってきて、毎晩、茹でる。

当然、ガス代が半端ない・・・。

今年は、なんとかまどがある!!
さっそく、鍋を探して、、、という状況下において、いつもお世話になっているお隣さんが

「確か、お釜と一緒にかまどがあったはずだよ。ここは昔、和菓子屋だったから、それでお餅も作っていたよ」

だって。。。

いろいろと探してみたところ、なんと倉庫の片隅でひっそりと物静かにたたずんでいた。
それが、2升釜とかまどのセット。

これはうれしい。
しかし石窯が不要になってしまった。

 

タケノコを茹でるという試み

さっそく、タケノコの下処理をして茹でてみる。
燃料は竹。

うん、よく燃える。そして、火力もそれなりに強い。

これまで、ガスコンロで60分かかっていた茹でる時間が、大体30分ほどで完了できます。
かまどの素晴らしいところは、一度に投入できるタケノコの数がこれまでの3倍になったこと。
そして、ガス代がかからないこと。

一方で、火起こしや、燃料の供給、そして火の番と、手間はそこそこかかります。
妻などは、うまく火をつけられない、ついていた火を消してしまう。。。などなど。
私は暇人なので、今後は、「タケノコ掘り~茹でる」までが私の仕事になりそう。

ちなみにタケノコは、やはり「タケノコご飯」が一番。

カマドのおかげで、今後は採れたて野菜を茹でたり、カレーなんかが楽しめそう。
一番やりたいのは芋煮。