2018年2月に、よく分からないながらも行った竹林の整備。
今年はしっかりと調べてみようと思って図書館へ向かったところ、次の本を見つけました。
「野山・里山・竹林 楽しむ、活かす」
竹林の項目は、20ページほど。
今年から、この本を参考に竹林管理を進めたいと思います。
◆ 竹林管理のための計算。傘を差して歩けるためには?
これまで竹の切る目安としては、「密集しているな」、「かなり古そうだな」みたいな感じで切っていました。しかし、「傘の差せる間隔」「雌を残す」ということを知ってしまった今、切り方をしっかりと見直しします。
まず、傘を差せる間隔について。下記サイトを参考に、傘の直径を調べました。
私が男なので、86cm。これくらいの間隔で竹間を作ればよいわけですね。
竹林の面積を見積もりました。
それほど広くないので、メジャー片手に測定。
敷地は、おおまかには台形。
計算すると66.5m2。
そして、先ほどの直径86cmの傘を円とすると、面積が0.58m2。
あとは割ればいいので、66.5 m2 / 0.58 m2 = 114.7
この竹林の中に、仮に均等に並べられるとすると、ざっくり114本の竹があればいいわけか・・・。
もっとも、これまでの適当に切ってきたから、竹林の中は粗密がばらばら。
良い感じになるには5-6年かかるかしら。
◆ 竹の雌雄を確認して雌を残す。
竹に雌雄があることは、以前から知っていたのですが、「雌のタケノコがおいしいらしい」くらいの知識でしたが、残しておくにも雌が良いのだそうです。
ということで、竹林の中の雌雄を確認してみました。
ついでに、竹の数も。
マジックを片手に、雌には「〇」、雄に「×」。分からないものは「?」。
雄がこれ。
雌がこれ。
一番初めの枝が、1本か、2つに分かれているかが判断基準なので、ずっと上をみていたら首にきました。
私は、首コリが悪化することでめまいを引き起こすらしいので、ゆっくり確認します。
結果、竹の数が200本弱に対して、雌雄が半々若しくは雄が多いくらい。(200本弱のうち3割は雌雄の確認ができなかった)。
雌だけ残すとなると、ただでさえ粗密がばらばらなので、場所によってはスカスカになってしまいますね。
そして、当然のことですが、老若大小さまざまです。
切り方ですが、目安として、密集している場所の「小さいもの」、「雄」を優先して切る。
スカスカの場所は、当面残す。
これで進めてみようと思います。