今、住んでいる家は静かで気にいっている。
あまり人の立てる音がしない。
引っ越し直後は、うつ病だったこともあり、深夜のけものの鳴き声や足音、木々や竹のきしむ音でなかなか寝付けなかったものだ。
しかし、慣れるとまったく気にならなくなる。
慣れないのは大雪。
今季はまだ２月がはじまったばかりだというのに、３回雪が降ってすべて大雪。
家が奥まった場所にあるので、車を出すためには延々５０メートルほど雪かきをしなくてはならない。
この３日間、雪かきばかりやっていたので腕と腰が痛い。
実は、大卒後に東北地方(雪国)でそれなりの時間を暮らしていた。
したがって、雪かきは経験済みなのだが、ここまで長い距離は初めて。
東北の雪と違うのは、湿っているので重い。
また、日中、陽が照るので、マメに雪かきをしていると融けるのが早い。
そして、朝は氷ってガリガリになる。
ムスメを学校へ車で送り迎えするのが怖い。
少しくらいの雪ならいいけど、大雪が降るようなところには住みたくないねーと、妻とこの場所を選んだのだが、異常気象なのか、雪が続いている。
何が言いたいかというと、住む場所ってのは、なかなか思うようにはいかない、ってこと。
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